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2015/07/13

あれから30年

あれから30年あれから30年

ちょうど1か月先の8月12日は、あの日本航空123便の墜落事故から30年目の節目にあたる。”あの”といってももう憶えている人は少なくなっている思うし、それ自体がわからないという人も多いかもしれない。しかしこの事故が起きた1985年という年は阪神タイガースが21年ぶりのリーグ優勝に向けて浮き足立ち、ちょっとしたタイガースブームが起きていたこともあり、そんな浮かれ気分と対を成す形で、この事故のことは今でも僕の脳裏に鮮明に焼き付いている。
520名という単独の飛行機事故では世界最多の犠牲者をだしたという事実や報道カメラを通じてみる事故後の凄惨な現場、そして救助隊によってそこから救い出される数少ない生存者、それらの映像は当時高校生だった僕にとっても衝撃的で、失礼を承知で言えば現実感の無い壮大なドラマをみているようだった。もちろん遺族でも航空関係者でもない僕には単なる野次馬的な興味しかなかったかもしれないが、その後の事故検証や浮き彫りにななっていく事故直後の状況を知る度にどこか行き場のない虚しさを感じていた。
人災が齎した最悪な結末として死ぬまで忘れないかもしれない。  つづく


サーフ


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